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【銘柄診断】富士重工業は中期プランを超過達成し、成長評価への機運が強まる
富士重工業 <7270> は7月11日からボーイング787の中央組み立てラインを増設し生産を本格化しており、最近の米ボーイングの航空機受注増加などが改めて注目され、7月6日の戻り高値668円からの調整切り上げのタイミングにさしかかりつつあるようだ。
同社は前2012年3月期をスタートに中期経営計画を推進しているがスタートの前3月期は439億円(前々期841億円)の大幅減益となった。震災に伴う影響と部品不足による生産ダウンが響いたものだが、計画値の300億円は大きく上回る達成となった。
今2013年3月期は「インプレッサ」、「BRZ」、トヨタ向けOEM車「86」の増販や原価低減効果で営業利益670億円と5割増益を目指す。
今年の5月に中国での現地生産計画を無期限延期にすると発表、中国合弁の交渉の優先順位を落とし、米国での能力増強を優先することにより、2016年3月期に営業利益1200億円を目指す中期プランを推進中だが、アナリスト筋では達成可能との見方が強くなっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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