【銘柄診断】鉄人化計画は自社株買いを好感、今８月期はピーク利益更新を見込む

　　鉄人化計画 <2404> （東マ）は７月１０日に今２０１２年８月期第３四半期の好決算、及び、１，０００株(発行済株式総数の３．１５％)を上限とする自社株買いを発表、ダブルの好材料とあって買い人気が集中、１１日に上放れとなった。ただ、その後も高値圏で頑強な動きを見せており、相場に継続性があることが注目点。

　　自社株買いについては発行済み株式総数の４．６％に当たる１，５００株を上限とするものだが、昨年１１月にも自社株取得を発表して人気化した経緯がある。会社側の株価に対する積極的な関与も投資家の見直し買いを誘っているようだ。

　　カラオケルーム運営事業に対し集中的に資源を投入し、新規出店及び既存店のリニューアルを行い、収益基盤の拡大を図った。その一方で、一人用カラオケの専門店舗又は専用ルームが登場するなど新たなビジネスモデルが消費者の好評を博し、今８月期の営業利益は３四半期累決算で営業利益４億３５００万円と前年同期比４９％増益を確保。

　　８月期通期についても営業利益５億９７００万円と前期比３３％の大幅増益が見込まれている。これは２００８年８月期の営業利益５億６４００万円を上回るピーク利益となる。業界の中で勝組との評価が高まっているようだ。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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