10 代の若者を薬物使用へと誘うのはマリファナではなくアルコール

2012年7月16日 10:50

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記事提供元:スラド

 eggy 曰く、

 フロリダ大学の研究グループが、薬物乱用に導く最大の入り口はアルコールであると指摘している (フロリダ大学のニュース記事本家 /. 記事DOI: 10.1111/j.1746-1561.2012.00712.x より) 。

 中高生の行動や価値観を調査する「Monitoring the Future」の 2008 年度高校 3 年生のデータをもとに分析を行ったところ、タバコや大麻、非合法物質の使用への入り口はアルコールであることが分かったとのこと。また、アルコールを飲用する学生は、合法または非合法に関わらず、こうした物質を使用する傾向が顕著に強いことも分かったという。

 同論文は、学校が薬物乱用防止プログラムを実施するにあたってアルコールの飲用に最大の焦点をあてるべきとしている。つまり、アルコールを飲み出す時期を遅らせたり防止することで、他の薬物乱用の問題に多大な影響を与えることができるため、学校及び公的機関は、未成年者によるアルコール飲用を防止するための努力が必要である、とのこと。

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