関連記事
【銘柄診断】タカキューは期待された需給好が転叶わず、厳しい状況が続きそう
タカキュー <8166> は今2013年2月期の増額修正の発表を契機に7月3日に297円の高値を示現したが、以後は調整色の強い展開になっている。
株価急上昇を受けた需給の好転が、株価が引き戻しへ向けての重要な条件と見られていたが、直近7月6日申し込み現在では売りが8000株という寂しさだ。
最近は株価急騰に伴いカラ売りを飲み込んで新たな上昇ステージに進む銘柄が多く、売り方も慎重な姿勢になっているようだ。需給面のサポートが得られない状況となってきただけに、需給面では厳しい状況が続きそう。
昨年3月の東日本大震災の反動、クールビズ需要による関連商品の売上増等により、既存店売上高は前年を上回り好調に推移。今2012年2月期8月の中間決算の営業利益を1億円から4億円(前年同期8700万円)に大幅に増額修正した。
今2月期通期の営業利益も10億7000万円から13億円(前期10億5500万円)に引き上げたが、中間の増額幅には満たない。第2四半期入りスタートの6月の月次売上高も前年同期比4.9%増と前年同期を上回る好調を維持している。株価は業績のフォロー頼みの様相が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【銘柄診断】ニチイ学館は訂正高へ発進、英会話事業の展開は見通し難の状況(2012/07/12)
・【銘柄診断】日本電産はHDDが盛り返し業績回復が顕著、株価の見直しを待つ態勢(2012/07/12)
・【特集】建設機械関連株展望:北米と国内好調、国内リースも繁忙(2012/06/10)
・【特集】クールビズ関連銘柄:盛り上がるクールビズ関連商戦(2012/06/03)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク