【銘柄診断】東光は主力の新タイプ製品に注目、需要拡大が想定され業績向上に期待

2012年7月12日 15:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東光 <6801> は7月10日に大幅高し、4月4日の高値289円更新へ動き出したニュアンスだ。

  スマートフォンやタブレット端末向けのメタルアロイパワーコンダクタの小型化・高性能化を実現した新タイプの製品を開発したことが明らかになり、業績好転への前進と評価されている。

  このメタルアロイパワーコンダクタは従来製品に比べ小型化が図れるため、スマートフォン向けに需要が増加しており、今後はタブレット端末、デジタルカメラ、ハードディスクドライブ向けへの拡販が想定されている。

  今2012年12月期の第1四半期の業績は営業損失が4500万円と前年同期の1億5000万円から減少、業容改善が進んでおり、通期の営業利益11億円(前期は2億4800万円の損失)の見通しは据え置かれている。

  村田製作所 <6981> へ第三者割当の増資を行い、提携による経営基盤の強化や相乗効果を通じた事業拡大などは今後の期待材料になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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