【銘柄診断】高島は個人投資家の買いが結集し、売り方敗走の図式が鮮明になる

2012年7月1日 15:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  高島 <8007> が頑強な動きを続けている。6月26日に大きくストライドを伸ばし、目先は調整場面に入るかに見えたが、個人の押し目買いが積極的に流入、深押しを見せないまま再び新展開を目指す足取りを堅持している。とにかく下がればすぐに個人投資家の買いが入ってくる。

  太陽光関連株の中では圧倒的に個人投資家の人気が高い存在で、現在は関連株のリード役を担っている。信用売り残は6月8日申し込み現在の846万株から6月22日申し込み現在では668万株へ大幅に減少しており、売り方敗走の図式が鮮明になってきた。一方で買い残は437万株にとどまり、日証金では連日逆日歩が発生している。

  7月1日から施行される再生可能エネルギーの全量買取をバックに、家庭用、産業用ともに太陽光発電への需要が急増しているとされ、今2013年3月期の営業利益は14億円(前期12億9800万円)の好調見通し。だが、太陽光発電の急激な伸びが想定されることで、アナリスト筋では今3月期の増額、来3月期の続伸が有力と見る声が強くなっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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