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日立アプライアンス、日立ブランドの住宅用太陽光発電システムを販売開始
日立アプライアンスは28日、再生可能エネルギーとして注目を集めている太陽光発電システムを構成する主要製品であるパワーコンディショナや、太陽電池モジュールの設置性に配慮した架台と固定金具を開発し、8月20日から日立ブランドによる住宅用太陽光発電システムの販売を開始すると発表した。
日立住宅用太陽光発電システムは、設置環境や屋根の大きさ、形状に応じて、化合物系(CIS)と単結晶シリコンの2種類、95W・155W(ソーラーフロンティア製造)、195W(サンテックパワージャパン製造)の3タイプの太陽電池モジュールから1タイプを選択し、パワーコンディショナ(2機種:4.0kW、5.5kW)と組み合わせて構成されている。
今回開発したパワーコンディショナは、日立独自のインバータ技術により、太陽電池モジュールが発電した直流電力を交流電力に効率良く変換し、96%の高い変換効率を実現している。また、日ざしの変化に対応し、適切なタイミングで電力ピーク点を探索して動作するHI-MPPT制御を採用している。
太陽電池モジュールの設置には、作業負荷や設置後の外観にも配慮した、日立独自開発の横レール方式の架台と固定金具によるオリジナル施工方法を採用する。
日立ブランドの住宅用太陽光発電システムにおいては、販売および施工に関する日立独自の認定制度を設け、導入時のアドバイスから設置まで、顧客をトータルにサポートする。また、設置後に長く使用してもらうために、一定の条件を満たせばメーカー保証を延長するなどの長期サポートサービスを提供する。さらに、メーカー保証の対象外となる自然災害や偶然な事故による同システムの破損による顧客の損失を軽減するため、全てのシステムに動産総合保険を予め付保している。
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