川崎重工、中国の二輪車大手と提携 「カワサキブランド」を投入

2012年6月1日 16:43

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 川崎重工業は1日、中国における二輪車の製造・販売に関して、現地企業のロンシン社と事業提携することとし、本日、提携基本合意書に調印したと発表した。

 今回の基本合意は、川崎重工が開発する「カワサキブランド」の二輪車を、両社が出資する製造合弁会社と販売合弁会社を通じて中国市場に提供することを目的としている。ロンシン社は、二輪車産業が集中する重慶市に位置し、輸出を合わせた二輪車生産台数で中国トップクラスの規模を有している。

 世界最大の二輪車市場を有する中国は、近年の経済発展に伴い、顧客の趣味・嗜好が多様化しつつあり、川崎重工がターゲットとする「二輪車をレジャーとして楽しむ顧客層」の増加が見込まれている。こうした市場環境の下、川崎重工はロンシン社の中国国内販売ネットワークとコスト競争力を活用し、中国において高品質で高付加価値の「カワサキブランド」の二輪車を幅広く提供していく方針。

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