【銘柄診断】プラネックスホールディングは目先は売り方の買い戻しが優先か

2012年6月1日 11:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  プラネックスホールディング <6784> (JQS)は1日、5300円高の6万5800円まで上げて5営業日続伸している。株価は5月7日に8万6200円へ急騰した後の調整局面。

  今2012年12月期の第1四半期は情報通信・ネットワーク関連製品事業で利益率の高いスマートフォン関連の販売やEC(電子商取引)サイトでの販売が好調に推移。営業利益は4億1900万円と前年同期比31%増益を達成した。

  そのため、ひとまず今12月期の6月中間決算について営業利益をスタート時の2億1000万円から5億5000万円に修正した、それを手掛かり見直し人気を集めて急騰。余りの上げピッチの速さから5月7日に貸借取引の注意喚起銘柄となり、すぐさま5月9日売買分から新規売り停止措置が取られている。

  株価急騰に売り向かったカラ売り筋は今後の株価調整局面ではすかさず買い戻しに動くことが予想される。ただ、短期筋の資金をベースに形成された相場とあって、買い戻し一巡後は調整はさらにきつくなりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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