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【銘柄診断】オンコセラピー・サイエンスはがん用ワクチンの成果得られず低迷
記事提供元:日本インタビュ新聞社
オンコセラピー・サイエンス <4564> (東マ)は2月28日に19万2700円の高値を次元した。がん治療用ペプチドワクチンの開発で世界の先頭を走っており、がん治療領域に新しい市場を創出し、会社が大きく変貌するとの評価が高まったことによるもの。
しかし、2月28日にがん治療用ワクチンOTS102のすい臓がんに対する第2、第3相臨床試験で、患者の生存期間を延長する効果が統計学的に認められなかったとの発表があり、翌2月29日には急落場面に見舞われた。
代わってOTS102とはメカニズムが異なる他のがんワクチン開発を進める方針で、塩野義製薬 <4507> と新たな契約を締結した。
株価は以前の輝きを取り戻すことはできず、底値圏での展開を余儀なくされている。前2012年3月期、今2013年3月期と連続増益となるが、先行した株価を押し上げるほどには利益水準は上昇しない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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