インターネットの使い方でうつ病かどうかがわかる?

2012年5月31日 11:50

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 うつ病の傾向のある人は健康な人とは違ったインターネットの使い方をする傾向が見られるそうな (GIGAZINE の記事The Institute の記事より) 。

 ミズーリ大学で 216 人の大学生から 1 か月分のインターネットに関するデータを匿名で集め、同時に学生たちにうつ病の傾向があるかどうかのテストをした。その研究結果によれば、

 必要以上のファイル共有サービスを利用する。 
 複数のアプリケーションを行ったり来たりして、よりランダムなインターネットの使い方をする。 
 頻繁に E メールやチャットをする。 
 オンラインゲームや動画に関連した多くのアプリケーションを必要以上に使う。 といった傾向があるようだ。ミズーリ大学の助教である Sriram Chellappan 氏はこのような傾向はうつ病の特徴の一つである集中力の欠如から来るものだと考えているとのこと。

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