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【銘柄診断】トピー工業は調整一巡感が強まる、中期計画も新たな評価要素に
記事提供元:日本インタビュ新聞社
トピー工業 <7231> は4月4日の高値273円からの調整に一巡感の台頭がうかがえる。
前2012年3月期に営業利益105億5400万円と前々期比50%の大幅増益を達成した。その上で今2013年3月期は営業利益115億円と9%増益を見込んでいる。ただ、一桁増益という表面的な数字がやや物足りないとの印象残したようで5月10日の決算発表後、やや下げを鮮明にしている。
同社は自動車用ホイールの大手で、トラック用ホイールや油圧ショベル・ブルドーザー用の足回り部品は国内トップ。復興需要を受けてトラック用ホイールや建機用足回り部品が好調なほか、日系自動車メーカー各社の生産回復も追い風になっていることが好業績の背景。
5月23日に今3月期を初年度とする中期計画を明らかにしたが、新興国でインフラ整備が積極化、つれて建設機械および自動車需要が伸び海外の量的成長がエンジンになり、2016年3月期は営業利益180億円を見込んでいる。これでまた株価の評価要素が一つプラスされたと見ていい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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