自炊代行業者が訴えられた裁判、原告が「実質勝利」で訴訟取り下げ

2012年5月24日 06:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 東野圭吾氏や弘兼憲史氏ら作家・漫画家7人が書籍の電子化(自炊)の代行を行っていた業者2社に対し事業の差止を求めていた裁判で、原告らが訴訟を取り下げたとのこと。理由は業者らが事業を廃止したため(Internet Watch)。

 訴えられた2社のうち1社は2012年1月にスキャン事業を廃止、5月には会社を解散。また、もう1社は4月27日に請求を認諾してスキャン事業を廃止している。

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