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【銘柄診断】アイチコーポレーション復興需要増を受け、前期も今期も大幅増益
アイチコーポレーション <6345> の業績が好調に推移している。前2012年3月期は復興需要の増加などを受け高所作業車が伸び、営業利益は17億1500万円と前々期比2.7倍増益を達成した。その上で今2013年3月期は営業利益26億円と前期比51%増の大幅上積み見通しが明らかになった。2011年3月期の営業利益6億2800万円をボトムとする収益回復路線が着実に進展していることがうかがえる。
特装車の需要は電力業界向けこそ減少しているが、東日本大震災の復興による通信業界の需要増、新幹線設備の電化設備老朽化対応用の鉄道向け、それに復興需要増に伴うレンタル業界向けの需要増などが業績押し上げの要因。
主力商品である高所作業車の国内市場が買替え需要主体の成熟市場となっているが、バッテリー駆動型高所作業者など環境配慮商品の拡大で売上げ増を図る方針。
また、中国、東南アジアなど、これから需要増が期待できる地域への販売を積極化する方針で、新たな成長力が加わることになる。直近の低迷は全般安に引きずられたもの。全体の地合いの落ち着きとともに戻り相場入りとなりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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