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【銘柄診断】シンプレクス・ホールディングスは収益回復も水準の低さがネック
記事提供元:日本インタビュ新聞社
シンプレクス・ホールディングス <4340> は4月19日の3万500円高値からの調整局面。チャート的には二段下げ相場に入っているところだが、そう遠くないうちに底打ちが想定できそう。
前2012年3月期は営業利益19億9300万円と前々期比22%減益に見舞われた。しかし今2013年3月期は営業利益30億円と前期比50%増の急回復が見込まれている。ただ前3月期の営業利益は第3四半期決算発表時に従来の31億円から20億円に引き下げられた。従って今3月期の回復も前3月期のスタート時に想定した水準に戻るに過ぎない。
都銀向けデリバティブの大型SI案件や、証券会社向けCRMの大型SI案件、あるいは大手証券向けデリバティブのSI案件の継続的な受注も見込まれるなど、受注環境は良好。今のところ今3月期の利益回復水準については株価に織込まれている。株価の出直りに向けては業績の増額など、新たな材料が欲しいところだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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