【銘柄診断】ツインバード工業は今期の大幅減益予想で売り物が先行する相場に

2012年5月19日 11:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ツインバード工業 <6897> (東2)は下げがきつい。4月23日に457円の年初来高値を示現したばかりなのに、5月17日には314円と、わずか1ヶ月弱で32%もの下げに見舞われている。前2012年3月期の営業利益15億8200万円(前々期単独15億7600万円)が、今2013年3月期には同10億8000万円、前期比31%減へ大きく沈む見通しにあることが嫌気されているようだ。

  売上が堅調な調理家電やLED照明器具、省エネ型そよ風ファンといった分野に新製品を積極的に投入、継続的な売上拡大を図る方針で、今3月期の売上げは160億円と前期比6%増収が見込まれている。

  そうした中での31%という大幅減益という見通しはやや慎重に過ぎるきらいもある。PER、PBRなど投資指標は割安なのだが、相場には大きな亀裂が入ってしまったので、当面整理相場はやむを得ない。先に値幅でドスンと来たので、次は日柄整理と言うことになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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