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【銘柄診断】曙ブレーキ工業は今3月期は一転大幅増益見込む、出直りに期待
記事提供元:日本インタビュ新聞社
曙ブレーキ工業 <7238> は3月29日高値488円から調整に入っている。前2012年3月期決算では営業利益が38億3500万円と前々期比66%の減益に見舞われた。
東日本大震災及びタイの洪水の影響が大きかったものだが、そうした要因が一巡する今2013年3月期は営業利益85億円と前期比2.2倍増へ文字通りの急回復が予想されている。
アジア地域は景気拡大のスピードは減速するものの、自動車市場の拡大が続くことが予想され、受注量は増加する。
また、日系完成車メーカーの日本からアジアへの生産移管が進んでおり、タイ、インドネシアに生産工場を持つ同社には追い風となる。
なお、いすゞ自動車 <7202> が同社の株式5.37%を保有していることがあきらかになったが、その保有目的については「部品の安定的調達と海外事業展開に向けた関係強化」と記載されており、いすゞ自動車からのトラック用ブレーキ部品の受注増が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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