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【銘柄診断】スカイマークは国内2社の格安航空市場参入による競争激化に懸念
記事提供元:日本インタビュ新聞社
スカイマーク <9204> (東マ)は年初来安値圏での低調な動きにあえいでいる。
5月10日の決算発表では前2012年3月期の実績は営業利益152億円と前期比36%の大幅増益を達成した。しかし、今2013年3月期の見通しは営業利益158億円と前期比3%増と伸び悩みの数字が明らかになった。
国内では2社が新たに格安航空運賃市場に参入、旅客獲得競争が激化しそうなことが背景。先発したメリットを生かし、厳しい環境を勝ち抜いていくことができるか、株価はその判断に揺れているところか。
今後のエアバス導入に備え、前3月期は無配としたことも株価には響いている。今3月期については中間配当は無配、期末配当は未定となっており、復配具体化が期待されるところ。
PERは6倍台と割安なのだが、同社を取り巻く状況を勘案すると、必ずしも割安に映らないことがネック。それらはひとまず株価に織り込まれた感はあるが、出直りへ向けての材料は今の所見えない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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