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【銘柄診断】美樹工業は今期増額の可能性が強い、指標は訂正高の大きさを示す
記事提供元:日本インタビュ新聞社
美樹工業 <1718> (JQS)は年初来着実な水準切り上げを演じ、5月1日には236円の高値まで買い進まれた。この水準は2008年以来5年ぶりの位置である。割安訂正高の動きが本格化しつつある現われだろう。
今2012年12月期の第1四半期決算は営業利益3億7300万円と前年同期比18%増を確保、好業績見直しがここへきての人気化の背景。ガス工事などを扱う子会社美樹エンジニアリングが好調に推移したほか、建設土木事業も売上げこそダウンしたが受注は順調に伸びた。
今12月期中間決算の予想営業利益5億2000万円に対し第1四半期の進捗率は71%の実績となった。6月中間決算の上振れ着地が有力なほか、据え置かれている今12月期通期の営業利益11億円(前期比14%減)という予想も増額の方向が有力だ。
前12月期決算でも期中に数回にわたり増額されており、今回も上積み期待の買いが膨らむ可能性が強い。PBR0.4倍、配当利回り3.5%と、指標は訂正高の余地が大きいことを示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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