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ユニバーサル園芸社が連日の最高値、直近IPO株人気再燃をリードか?=浅妻昭治
ユニバーサル園芸社<6061>(JQS)は、寄り付きに65円安と売られたあと99円高の2019円と切り返して続急伸、連日の上場来高値更新となっている。[写真拡大]
【浅妻昭治のマーケット・トーク】
ユニバーサル園芸社 <6061> (JQS)は、寄り付きに65円安と売られたあと99円高の2019円と切り返して続急伸、連日の上場来高値更新となっている。
同社株は、今年4月26日に公開価格1310円で新規株式公開(IPO)され、1455円で初値をつけ前日ザラ場につけた上場来高値1940円まで公開価格比48%高しているが、今6月期業績からみたPERは11倍台となお割安として買い増勢となっており、相場セオリー通りの直近IPO株人気である。
全般相場が波乱展開する時は、この圏外にいて上値に比較的シコリがなく値動きが軽いとして消去法的に直近IPO株を買い進めるのが兜町流の投資スタンスで、現在の相場環境も、フランス大統領選挙で現職大統領が落選し、ギリシャの総選挙で連立与党が過半数割れとなり、政局不安から欧州の債務危機の再燃が懸念されるなど、直近IPO株がクローズアップされる状況となっている。
ユニバーサル園芸社の最高値更新が、この直近IPO株人気再燃を増幅させる可能性もある。現に、4月27日IPOのチャーム・ケア・コーポレーション <6062> (JQS)も続伸しており、IPO自体も、チャーム・ケアから5月29日にIPO予定の北の達人コーポレーション <2930> (アンビシャス)まで1カ月の空白期間があることも人気化材料となりそうだ。今年IPOの12社の動向から目が離せなくなる。(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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