【銘柄診断】高速は今3月期は復興需要増加に期待大きい、全国展開加速にも注目

2012年5月6日 17:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  高速 <7504> は4月2日の高値722円から調整中だが、目先の安値は4月12日の660円と、高値からわずか9%押しの水準。それ以後は押し目買いが切り上がる展開で、株価も戻りトライの様相を強くしている。再度の新展開入りは時間の問題になってきそう。

  同社はスーパーマーケットやコンビニエンスストアで使用される食品包装資材を提供しているが、仙台が本社のため東日本大震災による需要先店舗の崩壊などの打撃を受け、前2012年3月期は営業利益27億円と前期比6.3%の減益となった模様だ。しかし、今2013年3月期は東北の復興需要が本格的に拡大する方向が予想され、業績も増益転換の方向が予想される。

  2010年6月には北関東地区での業容拡大へ熊谷営業所を、10月には新潟県で3番目の拠点となる上越営業所を開設、11月には山形営業所を新設移転した。さらに2011年11月京都南営業所、2012年2月長野営業所、4月札幌営業所と、ここ数年来全国展開に弾みが加わってきた。つれて業績もアップトレンドの方向が予想され、株価の上昇トレンドも次第に鋭角に転じることになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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