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【銘柄診断】日本プロセスは制御技術生かしスマートシティに注力、成長が甦る
日本プロセス <9651> (JQS)は2010年7月以降、ほぼ800~900円のボックス圏内の動きに終始している。
ITサービス、産業・公共システム、制御システムなど好調な分野があったものの、組込システムの急速な売上ダウンをカバーできず、今2012年5月期の第3四半期累計決算は営業利益3600万円と前年同期比66%の大幅減益となった。
ただ、受注では制御システム、交通システム、産業・公共システムなど軒並み増加し、第3四半期末の受注残高は前年同期比28%増を確保している。そのため今5月期通期では営業利益2億6000万円、前期比11%の増益が見込まれている。
同社が今後力を入れるのがSmart-C(スマートシティ)。スマートシティとは地域・都市・社会をITで統合すること。そこで重要になるのは同社が得意とする制御技術。電力・自動車・交通は制御システムの代表で、装置・部品のスマートかには組み込みシステム技術が生きてくる。
足元はやや低調だが、今後は成長性が甦る方向にある。商いさえ増えればかなり活発な水準訂正高が期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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