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【銘柄診断】新日本無線は再び需給に思惑、業績改善策が進展し今期は黒字確保
記事提供元:日本インタビュ新聞社
新日本無線 <6911> は前2012年3月期の41億100万円の営業損失で最悪期を通過、今2013年3月期は営業利益11億円を見込む業績回復が市場の関心を集めている。
中低位の仕手株人気に乗り、1月17日に307円の高値を示現したあと整理に入っていたため、売り一巡感が強まっていることもここへきての軽快な戻り足につながっている。一時に比べ薄くなったが、それでも信用の取組みは売り96万株、買い185万株と好需給をキープしている。
4月6日に貸借取引の申し込み停止措置の解除が発表されたが、4月26日には日証金から貸借取引での注意喚起が発表されるなど、需給は再びタイトな状況になりつつある。売上拡大策として、東アジアを中心に半導体の汎用品の拡販に精力的に取組んでいる。
具体的にはシンガポールや上海、台湾、韓国、香港の販売拠点を活用した顧客サービスの向上を図っており、業績も基本的な改善が進展している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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