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【銘柄診断】日本メディカルネットコミュニケーションズは収益環境が厳しい
日本メディカルネットコミュニケーションズ <3645> (東マ)は3月23日高値1998円から4月11日の777円まで急落。そこで値幅整理完了との見方から4月23日に1355円までのリバウンドを演じ、現在はそこからの調整局面。
今2012年5月期の第3四半期累計決算は営業利益が1億2700万円となった。今期から連結決算移行のため比較対象はないが、子会社の影響が軽微なため、前年同期の単独業績と比較すると52%の大幅減益になる。
ポータルサイト「ヤフー!ジャパン」の検索エンジン変更への対応が遅れたことに加え、震災後の景気低迷によりポータルサイトを運営する歯科分野、美容・エステ分野の市場回復が遅く、顧客の広告費抑制の影響で採算のよいSEM(検索エンジンマーケティング)事業が低迷していることが響いている。
今5月期通期でも営業利益1億2300万円(前期は単独で3億1800万円)の減益となる見通し。4半期ベースでは第2四半期の営業利益5900万円から第3四半期には2900万円にダウンしている。そのため来2013年5月期の見通しも厳しいものと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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