【今日の言葉】行けなかったのか、来ることを拒否されていたのか

2012年4月30日 15:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『行けなかったのか、来ることを拒否されていたのか』=総理がアメリカを訪問されている。民主党政権が2009年9月に誕生して初めての訪米という。言うまでもなく、日米関係は親戚の間柄。にもかかわらず、政権ができて3年近くも経ってから、やっと正式訪問ということに驚いた国民も多かったのではないか。庶民的に考えれば、「親戚へ行く気がなかったのか」、「親戚へ行く必要がないほど関係がうまく行っていたのか」、あるいは、「親戚から来なくてよいと拒否されていたのか」。

  振り返ってみると、野田さんの前のお二人の総理はアメリカ嫌いだったのかどうか、日米関係はギクシャクした。やっと、野田さんが動いたということなのだろう。しかも、なぜ、この時期だろうかと思い巡らせば、小沢元代表の判決を待っていたということかもしれない。判決がどう出ようときっかけになるということだったのだろう。

  仮に、これまでアメリカ側から訪米を拒否されていたとしたら、日米関係が劇的に改善されることを一気に期待することは無理だろう。当然、アメリカ側も次期政権を読んでいるはずだからだ。ただ、今回の訪米によるプラスがあるとすれば、日本の周辺国に対し日米関係の軌道修正の印象を与えたことだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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