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【銘柄診断】ルネサスイーストンは業績が急速に好転、今期は連続増益が有力
ルネサスイーストン <9995> (JQS)はもみ合いを継続中。3月27日の298円をボトムに下に離れたが、これは前2012年3月期末に10円の高配当を実施したため、その配当落ちによるものと思われる。
集積回路はマイコンが自動車分野を中心に増加、半導体素子は商流の移管等により、トランジスタ及び光素子が自動車・産業・民生分野などを中心に伸び、前2012年3月期第3四半期累計決算では売上げは3.8%増加した。利益率が低下したため、営業利益は6億4700万円と2.5%減の小幅減益となった。
ただ、前3月期通期では営業利益は10億5000万円と前期比42.6%増を確保した模様だ。営業利益の推移を4半期ベースで捉えてみると、第1四半期の1億6200万円から第2四半期1億7400万円と足踏みしていたが、第3四半期に3億900万円と急浮上、第4四半期も4億300万円と回復基調を継続している。この勢いを引き継ぐ今2013年3月期も連続増益確保の可能性が強い。
スマホやタブレット端末の売り上げ増で今後半導体の市況好転も期待され、株価的にも追い風になりそう。10.2倍と前期決算でも割安なPERは今期予想ではさらに割安になり、PBRは0.4倍という超低水準に放置されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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