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DeNAやグリー、未成年ユーザーの月間利用金額の総額に上限を設定
ディー・エヌ・エー(DeNA)は23日、ソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage(モバゲー)」において、従来以上に安心・安全な利用環境の整備と、青少年(18歳未満)の適正利用の推進を目的に、月額課金制限を追加導入することを決定したと発表した。また、グリーも23日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」におけるソーシャルゲーム等に関する適正利用の促進、未成年ユーザーの保護を目的として、全決済サービスで未成年ユーザーの利用金額制限を導入することを決定したと発表した。
DeNAでは、「Mobage」の運営事業者として青少年保護の観点から、トラブルの未然防止、問題の早期発見・対応のためのサイト健全化の取り組みを実施してきた。課金サービスにおいても、適正な利用を推進するために、2007年より通信キャリアが未成年者に対して設定している利用金額の制限を適用してきた。
今回、青少年ユーザーに対する施策を強化する目的で、通信キャリア決済を含むクレジットカード、電子マネー等の全ての決済方法において、「Mobage」上の有料コンテンツを利用するためのゲーム内専用通貨(モバコイン他)の購入金額に制限を2012年6月をめどに導入する予定。具体的には、18歳未満のユーザーは月額10,000円まで、15歳以下のユーザーは月額5,000円までとなる。
一方グリーでは、すでに今年4月1日より、通信キャリア決済サービスについては15歳以下のユーザーには月間5,000円まで、16歳から19歳までのユーザーには月間10,000円までとする未成年ユーザーの利用金額制限を導入している。これに続き、未成年ユーザーの保護に向けた取り組みをさらに強化するために、キャリア決済サービスを含む全決済サービスを通じて、月毎に購入できる「GREE」で利用可能な仮想通貨「コイン」の総額に上限を設定する。利用金額上限の開始日は4月26日となる。なお、GREEプリペイドカードについてはシステムの準備が整い次第導入するという。
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