映画『建築学概論』累積観客数321万人突破

2012年4月24日 16:21

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映画『建築学概論』が、3月22日の封切り後31日目で累積観客数3,219,472人を動員して韓国歴代の恋愛映画の興行記録を更新し、興行1位を記録した。(映画振興委員会の映画館入場券統合電算網基準、スクリーン数439)

映画『建築学概論』が、3月22日の封切り後31日目で累積観客数3,219,472人を動員して韓国歴代の恋愛映画の興行記録を更新し、興行1位を記録した。(映画振興委員会の映画館入場券統合電算網基準、スクリーン数439)[写真拡大]

 映画『建築学概論』(監督イ・ヨンジュ、制作ミョンフィルム、提供・配給ロッテエンターテイメント)が、3月22日の封切り後31日目で累積観客数3,219,472人を動員して韓国歴代の恋愛映画の興行記録を更新し、興行1位を記録した。(映画振興委員会の映画館入場券統合電算網基準、スクリーン数439)

 もはや、ファン・ジョンミン、チョン・ドヨン主演『君は僕の運命』(305万)とカン・ドンウォン、イ・ナヨン主演『私たちの幸せな時間』(313万)の記録を越えている。他のジャンルの映画に比べて観客層の幅が狭く、大ヒットが難しいといわれている恋愛ドラマのジャンルで勝負をかけていた『建築学概論』の現在の記録は、そのような意味でも非常に特別なものだ。

 『建築学概論』は、30代から40代の男性からも熱狂的な支持を得て観客層を広げた異色の恋愛映画だ。90年代の時代的、文化的感性を映画に取り入れたことで多くの関心を集めている。また、初恋の切ない思い出を描いた恋愛ドラマとしての完成度も高いが、二人組ボーカルグループ“展覧会”による映画の挿入歌「記憶の習作」の反響も熱い。さらに、オム・テウン、ハン・ガイン、イ・ジェフン、スジ(Miss A)の好演で、熱狂的な反響へとつながっている。

 来週から封切りが相次ぐハリウッドの大作と韓国映画の話題作との間で、『建築学概論』がどれほど底力を発揮して最終興行記録を作り上げるのか、結果が注目される。

 封切り5週目で観客動員数321万人を突破し、韓国の恋愛映画での新たな興行記録に挑戦している映画『建築学概論』は、あらゆる人々の遠い初恋の記憶を刺激して絶賛上映中だ。(翻訳:萩庭雅美)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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