【銘柄診断】タチエスは業績好転が顕著、低PERの水準訂正高の動きが再燃へ

2012年4月23日 21:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  タチエス <7239> は4月2日の年初来高値示現後の一服局面。東日本大震災やタイ洪水の影響によるサプライチェーンの混乱などで自動車メーカー向けの自動車シートの販売が落ち込み前2012年3月期の第3四半期累計決算では営業利益が33億5400万円と前年同期比65%の大幅減益に見舞われた。

  通期の営業利益の見通しも85億円から76億5000万円(前期比33%減)へ引き下げられた。ただ、これでいくと第4四半期の営業利益は42億9600万円と第3四半期の営業利益15億7700万円から飛躍的な改善を見込んでいることになる。当然今2013年3月期については大幅な増益転換が有力と言うことになる。

  前3月期の配当を年14円とそれまでの12円から引き上げたことも会社側の先行きに対する自信の表れと受け止められる。アナリスト筋では今3月期の1株利益200円を想定する声が強く、今でも8倍台と割安なPERがさらに割安になる。再度業績見直しの流れが巻き起こることになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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