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中国・広汽ホンダが第3ラインとエンジン工場を建設、約460億円を投資
ホンダは23日、同社の中国における四輪車生産販売合弁会社である広汽本田汽車有限公司(広汽ホンダ)が、増城工場の敷地内に新たに第3ラインを建設することを決定したと発表した。
第3ラインは今年末に着工し、2014年に稼働を開始する予定。設立当初の年間生産能力は12万台で、将来的には24万台までの能力拡大を計画しているという。同第3ラインは環境に配慮した高効率の生産ラインとする予定。また、第3ラインの稼働に合わせて新たにエンジン工場も建設する予定。投資額は、第3ライン(年産24万台まで)とエンジン工場を合わせて35.6億元(約460億円)となる見込み。
広汽ホンダの四輪車年間生産能力は、2014年に第3ラインが稼働開始することで現在の48万台から60万台となる。また、ホンダの中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車有限公司(本社:武漢)では、今年7月に第二工場の稼働開始を予定しており、2013年には四輪車年間生産能力が36万台となる。これにより、ホンダの中国における四輪車年間生産能力は、2014年に現在の77万台から101万台へ拡大する。
ホンダは世界最大規模の中国市場において、生産能力の拡大とともに研究開発などの現地化を進めることで、中国の顧客にフォーカスした新商品を早く、安く、低炭素で提供できる体制を一層強化していく方針。
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