関連記事
『ザ・キング2Hearts』イ・スンギVSユン・ジェムン、張り詰める緊張感・・・
ドラマ『ザ・キング2Hearts』のイ・スンギとユン・ジェムン、2人の男の鳥肌立つカリスマ対決が視聴者を刺激した。
視聴率調査機関AGBニールセンメディアリサーチの集計結果によると、19日放送の第10話は、視聴率11.9%(韓国首都圏基準)を記録した。
第10話では、ジェハ(イ・スンギ)が兄である先王イ・ジェガン(イ・ソンミン)を暗殺したキム・ボング(ユン・ジェムン)と火花散る対立を披露し、手に汗握る張り詰めた緊張感を描き出した。
ジェハは遂に先王が残した日省録のパスワードを解き、キム・ボングが兄を殺した可能性があるという事実をつきとめた。ジェハはすぐさまキム・ボングを呼び出し、「WOCで爆破を仕掛けたのはクラブMと言う人物で、兄を殺したのはそのMだと言う人がいる」とさぐりを入れる。そしてクラブMをしょせんニセモノ品を扱う中小企業だと挑発し、キム・ボングの神経を逆なでした。
ジェハの挑発にプライドを傷つけられたキム・ボングは顔色を変え、今度は逆にジェハを小ばかにするような本来の姿を見せ始め、とうとう、「そう。安眠島は俺が仕切った。お前の兄も俺が仕切った。俺が殺したんだよ」と勝ち誇ったように言い放った。
さらに「影の政府って聞いたことあるか?それが俺さ。こんな小さな国で王様遊びなんかやってるお前とは次元が違うんだよ。お前の兄貴は俺を入国禁止にした。ふざけやがって。あいつが何も知らずに死んでいったのは知ってるよな? バカみたいに酒を飲みながら、そのまま、ぐっと」と明かし、ジェハに大きな衝撃を与えた。
疑ってはいたもののハッキリと兄を殺したと言われ、その衝撃の強さに息が止まる思いで拳を握りしめるジェハ。
かろうじて衝撃を顔に出さないようにしたジェハは「薬でも飲んでるんですか?こないだ、僕が思い出せなかったからそんなことを言ってるようだけど、嘘までつかれたら困りますねぇ。」と笑い飛ばし、「ペンで差されたのは覚えてないけど、あの時確かにI am Tom? You are Jane?いや、Johnかな?そうだ!I amボングだった!そうでしょ?」とキム・ボングをさげすむように言い放った。これに激怒したキム・ボングは大声を出し怒り狂う姿を見せ、今後の対立が更に深くなっていくことを暗示した。
このシーンを見た視聴者からは「今日のイ・スンギの演技は最高だった。2人の対決のシーンは、頭から離れなそうにない名場面だった」「次回まで待てない!イ・スンギもユ・ジェムンも演技超上手い!」「ユン・ジェムンの話を聞き、拳を震えさせ涙を耐えるイ・スンギ、印象的だった」「今まで見たドラマの中で一番面白い!」など爆発的反応が続いている。
一方で、ジェハは妹ジェシン(イ・ユンジ)との会話を通して、操り人形のように何の力もない王室に対する悲哀を打ち明けもした。ジェハはキム・ハンアから“ゴミ”と言われ、その言葉に頭に来て別れを宣言したが、そのことをジェシンに非難される。
ジェシンは、「聴聞会の様子も見ずに、秘書に当たり散らし、首相に向かって英雄気取りして、ゴミと言われて義姉さんを追い出して・・・、兄さんはどうしてそんなに感情の起伏が激しいの!?国王のくせしてちゃんと解決もできないの?」と、ジェハを刺激しながら励ました。
しかしジェハは「王だからって何が出来ると言うんだ!今のこの状態では何の力もない只のマネキンだ」と嘆くばかりだった。果たして今後、ジェハが権力と知恵を備え、これまでとは違った立派な王になることができるのか、期待のかかるところだ。
第10話のエンディングでは、母親ヨンソン(ユン・ヨジョン)の肩を叩きながら説教を聞いていたジェハが、キム・ハンア(ハ・ジウォン)が流産したとの北朝鮮側のニュースを聞き呆然とするシーンが描かれた。互いに毒舌を吐きながら決別することになったハンアとジェハ。2人は果たして再び会うことができるのか、視聴者の関心が高まっている。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
スポンサードリンク