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キヤノン、4K動画記録が可能なデジタル一眼レフを10月に発売
EOS-1D C(画像:キヤノン)[写真拡大]
キヤノンは13日、映画などの映像制作市場に向け、4K動画記録に対応するなど卓越した動画撮影性能を備えたデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D C」を、2012年10月より発売すると発表した。
「EOS-1D C」は、映画などの映像制作に適した「CINEMA EOS SYSTEM」を構成する新製品。小型軽量なボディーでありながら、4K動画(4,096×2,160画素)に対応する卓越した高画質性能を備え、ボケ味を生かした映像など、印象的かつ画期的な映像表現を可能にする。
撮影した映像を、カメラ本体に挿入したCFカードに記録(4K動画も対応)することに加え、非圧縮のYCbCr 4:2:2信号でHDMI端子から出力して外部レコーダーに記録(4K動画は非対応)することが可能。これにより、最先端の映像制作現場におけるワークフローと高い親和性を備えた、効率的な編集作業を実現する。
また、映像業界の要望が高いフルHD/60pの動画記録や、広いダイナミックレンジによる豊かな階調を実現するCanon Logガンマにも対応している。さらに、映像業界で広く普及しているスーパー35mmの画角で記録するスーパー35mmクロップ機能を搭載することにより、映像制作現場へのスムーズな導入を実現する。
35mmフルサイズ、約1,810万画素のCMOSセンサーを搭載することにより、美しいボケ味を生かした印象的な映像表現を実現する。加えて、常用ISO感度を最高ISO25600まで拡大したことで、暗いシーンでの撮影においても低ノイズで美しい映像が得られる。また、EOSの性能を最大限に引き出す60種類以上のEFレンズ・EFシネマレンズとの組み合わせにより、高画質で多彩な描写力を発揮する。
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