大垣共立銀行、「手のひら」認証によるカードレス取引のできるATMを9月より導入

2012年4月14日 16:28

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 大垣共立銀行は4月11日、通帳やキャッシュカードを使わずに取引できる「生体認証ATM」を9月より導入することを発表した(ニュースリリース: PDFTOKYO Webの記事YOMIURI ONLINEの記事本家/.)。

生体認証ATMは富士通の「手のひら静脈による生体認証技術・生体情報管理技術」を採用。手のひら静脈のスキャンおよび生年月日と暗証番号を入力することで、引き出し・預入れ・残高照会が可能となる。従来の生体認証キャッシュカードでは生体情報をカード内に登録していたのに対し、同ATMではサーバー側で生体情報を保持することで、カードを持ち合わせている必要がなくなる。東日本大震災の時にカードをなくした被災者がATMで預金取引を行えなかったことを教訓に、カードレスでも取引できるようにしたのだという。

9月下旬には岐阜県内や愛知県内など10店舗程度に導入されるほか、移動店舗やドライブスルーATMにも導入される。通帳・カードレスでの取引が可能なATMの導入は国内初、世界でもトルコの国営銀行に続く2例目とのこと。

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