ウィルコム、3GモバイルWi-Fiルーター機能搭載のPHSを発売 1台2役でお得

2012年4月12日 20:37

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「PORTUS<WX02S>」(画像:ウィルコム)

「PORTUS<WX02S>」(画像:ウィルコム)[写真拡大]

 ウィルコムおよびウィルコム沖縄は12日、3GモバイルWi-Fiルーター機能搭載のPHS「PORTUS(ポータス)<WX02S>」(セイコーインスツル製)の販売を4月26日より開始すると発表した。なお、販売開始に先立ち、4月18日より予約受付を開始する。

 「PORTUS」は、Wi-Fiルーターを利用したいというニーズの高まりと、すべてのケータイへ通話料無料の「だれとでも定額」も利用したいというニーズの高まりを受けて開発された、1台で2つのニーズに応える3GモバイルWi-Fiルーター機能搭載PHS電話機。3GとPHSの2つの通信方式を搭載し、Wi-Fiルーターとしては3G高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」を、通話は「だれとでも定額」が利用できるPHS通信を利用し、2つの通信のそれぞれの利点を活かすことができる。

 具体的には、「PORTUS」は高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」に対応し、下り最大42Mbps、上り最大5.7Mbpsの高速通信で3GモバイルWi-Fiルーターが利用できるため、タブレット端末などを通じて、動画やインターネットの大容量通信が快適に行える。もちろん、Wi-Fi通信中でもPHSの通話やEメールの送受信が可能。

 また、専用料金コース「ウィルコムプランW」(キャンペーン料金:月額基本使用料3,880円)での契約で、ウィルコムどうしの通話、Eメール、「ULTRA SPEED」が定額で使い放題となる。オプションサービス「だれとでも定額」(月額料980円)を組み合わせることにより、他社ケータイ・固定電話への通話料が無料になり、通話と高速データ通信の両方をお得に利用することができる。

 さらに、1,700mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、Wi-Fiルーターとしての連続通信は約4時間、PHS電話機として利用した場合は、連続通話は約14時間、連続待受け時間は約50日と国内最長を実現している。

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