【銘柄診断】イーブックイニシアティブジャパンは成長路線継続の布石を評価へ

2012年4月11日 21:30

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  イーブックイニシアティブジャパン <3658> (東マ)は3月5日に3230円と昨年10月の上場来の高値を更新する人気相場に走った。

  前2012年1月期決算の増額修正をきっかけとする業績見直しの流れが、今2013年1月期の連続大幅増益の期待感を刺激したことが高値示現の背景。ところが、今1月期について、営業利益3億5000万円と前期比13%の増益見通しが明らかになり、増益率に対する物足りなさからその後は利食い急ぎの売り物が先行する流れとなってしまった。

  マンガにおいては国内最大級の品揃えとなっているが、さらにマンガタイトルのラインナップを充実させ、新規顧客の獲得を積極化することで成長を図る方針だ。その先では海外市場の開拓も注目される。

  日本のマンガは海外でも評価が高く、日本の新しい文化として注目を集めていくものと思われる。会社側の慎重な見通し発表で目先一呼吸入れているが、再度成長買いのうねりが押し寄せる方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目の決算発表】エスバイエルは業績大幅続伸も利益確定売りが先行し急反落(2012/04/10)
【相場展望】割安PBRは下値のサポートライン=中西文行(動画)(2012/04/10)
【注目の決算発表】マックハウスは高値更新後に反落、業績続伸・増配も利益確定売りが優勢(2012/04/10)
【注目の決算発表】DCMは高値肉薄、連続最高純益・増配に自己株式取得がオン(2012/04/10)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事