札幌学院大学で導入している Windows Live@edu サービスのアカウント情報が全消去されるトラブル

2012年4月11日 11:50

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 札幌学院大学は Windows Live@edu サービスを使って学生や教職員向けにメールサービスを提供しているのだが、メール環境として Windows Live@edu Hotmail から Microsoft Live@edu with Outlook Live への移行を行う際、なんらかのミスで同大学の Windows Live@edu アカウント自体が削除され、全アカウントでメールが利用できない状況になっているという (同大学の告知 PDF) 。

 Microsoft 側から Windows Live@edu Hotmail から Microsoft Live@edu with Outlook Live への移行の要請があり、札幌学院大学側の担当者は Microsoft 側から提示された作業手順に従って作業を行ったところ「予定していなかった Hotmail を含む Windows Live@edu の本学ユーザのアカウントそのものが削除され、全アカウントでサービスの利用が行えない状況であることが判明」したという。この段階では原因がどこにあったのかはよく分からないが、Windows Live サービスにおいて 1000 人規模でのトラブルが公になるのは珍しいのではないだろうか。

  続報 PDF によるとアカウントの復旧が進められているようだ。障害前のメールやオンラインストレージ (SkyDribe) の情報には影響がないようだが、障害発生後に送られたメールは User Unknown で bounce するためこれはどうしようもない。パスワードも復旧できないため、作業完了後にパスワードの初期化が行われるとのこと。

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