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【銘柄診断】小野建PBR0.3倍と超割安、復興需要背景に業績見直しも
小野建 <7414> はPBR0.3倍という割安さが強烈にアピールする存在である。前2012年3月期第3四半期累計の営業利益は17億5000万円と前年同期比8%の減益となった。これは鋼板・コイルの一部商品で期末に在庫評価損が発生したことなどによるもの。
昨年4月に滋賀営業所を、同10月に兵庫営業所を開設し関西エリアで地域密着営業を強化、同時期の売上げは11%増を記録しており、基本的には業績は上昇基調にある。
地域別では、東京支店の郊外倉庫として浦安市に加え川崎市に増設するなど同社が近年注力している関東・東北エリアの売上げが前年同期比を24%も上回っており、復興需要が本格化する今2013年3月期の環境はさらに好転に向かうことが予想される。第3四半期単独の営業利益は3億1000万円と前年同期を2%上回っていることも先行きの期待感を醸成する。
昨年12月20日の底値600円から2月28日には749円まで25%上昇しただけに3月以降の調整は相場リズム上当然の流れ。まだ配当を落としたばかりではあるが配当利回り3.4%は十分に下値を支える要因である。今3月期の見通しが明らかになれば再び割安買いの動きが盛り上がるパターンが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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