【銘柄診断】平和は子会社のフル寄与などで今3月期は増益幅がさらに拡大も

2012年4月3日 21:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  平和 <6412> が強調展開を続けている。期末35円配という大きな配当落ちがあったが、配当落ち当日の3月28日こそ小安い展開になったが、翌日3月29日は落ちを埋めきり、3月30日にはさらに一段高に買い進まれる足取り。

  前2012年3月期について営業利益を170億円から203億円(前々期152億7600万円)へ大幅に修正、見直し買いが膨らんでいることが背景。

  昨年12月に連結子会社化したゴルフ場運営のPGMホールディングス<2466>(東1)の業績がプラス要因となったほか、パチンコ機の受注も順調に推移している。受注好調、PGMの通期寄与などから、今2013年3月期の増益幅はさらに大きくなるとの見方が強くなっている。

  前3月期ベースでさえPERは8倍台に過ぎず、来期の大幅増益を取り込めば、割安感はさらに強まる。絶対的な割安さがあるだけに基本的には相場は上を向いていると思われる。今3月期の業績見通しの発表がパンチのある材料になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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