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【銘柄診断】SANKYOは環境悪化を受け業績減額、株価の修復ピッチも鈍い
記事提供元:日本インタビュ新聞社
SANKYO <6417> は2月3日の安値3595円からの株価復元過程。株価の底入れがかなり遅れたが、これは前2012年3月期の業績が下方修正されたため。営業利益は従来の400億円が330億円(前々3月期519億円)に引き下げられた。
前3月期の第3四半期に投入したパチンコ機・パチスロ機の低迷が要因で、第4四半期に販売を予定していた一部商品の開発期間を延長し、クオリティの向上を図りパチンコ機については2タイトル、パチスロ機については3タイトルの販売を今3月期に先送りしたことも響いた。
販売先送りは今3月期の好材料になるとの見方も可能ではあるが、レジャー関連消費の抑制傾向が続き、パチンコ人口は大きく縮小しており基本的な環境は厳しい。
現在のPERは24倍台と割高水準。もともと実態に比べ株価が先行するのが常で、株価と実態のギャップを埋める動きはやむを得ない。戻りに限界も見えそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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