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【銘柄診断】ディスコは4Q単独売上高が続落も底打ち感を強めて急続伸
ディスコ <6146> は3日、285円高の4880円と急続伸している。前日2日大引け後に今3月期第4四半期(4Q)単独売上高を早期開示、前年同期比では3四半期連続で前年同期を下回ったが、前第3四半期(3Q)実績に対してプラス転換したことから、業績底打ち感を強めて売り方の買い戻しを交えて下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。
同社の業績開示方式は、四半期ごとに単独売上高、連結売上高、単独業績、連結業績の順で早期に公表することを基本としている。
4Q単独売上高は、189億8300万円と前年同期比では9.9%減と連続マイナスとなったが、前四半期の3Q実績に対しては24.7%増とプラス転換した。精密加工装置の売上高が、3Qから力強さに欠けていたが、一部半導体メーカーが期末にかけて設備投資を再開したことから、3Q対比でプラス転換、底打ちを示唆した。
株価は、半導体不況の影響で調整が続き、今年2月の2012年3月期業績の3回目の下方修正で年初来安値3920円まで売られたが、米アップル社の好決算関連人気の波及や悪材料出尽くし感を強めて売り方の買い戻しを交え年初来高値4840円まで900高した。投資採算的には割高だが、売り長で逆日歩のつく信用好需給がサポートしてリバウンド幅を拡大しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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