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【銘柄診断】ツルハHDは3月月次売上高連続プラスも利益確定売りで反落
ツルハホールディングス <3391> は2日、25円高の4900円まで上げたが、30円安まで下げて値を消すなど前週末終値を挟みもみ合った。前週末3月30日大引け後に発表した今年3月の月次売上高が、連続してプラスとなり、今年3月14日開示の今5月期業績の上方修正・増配に続く好材料となったが、3月29日につけた年初来高値4925円を前に利益確定売りも交錯した。終値は15円安の4860円と反落した。
3月月次売上高は、既存店が前年同月比2.1%増、全店が5.2%増と今期に入って10カ月連続のプラスとなった。既存店の客単価は0.4%減とマイナス転換したが、客数は2.6%増と続伸し、全店では新規開店が5店舗(閉店1店舗)と拡大したことが寄与して連続プラスとなり、10カ月累計の全店売上高も前年同期比6.5%増となった。
株価は、今期純利益を期初予想の89億円から103億円(前期比30%増)へ引き上げて前期の過去最高を大幅に更新、年間配当を100円(前期実績75円)に増配したことをテコに年初来高値まで600円高した。目先売り一巡後に、売り方の買い戻しも交えPER11倍台の割安修正展開も見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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