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EU法改正案、サイバー攻撃の実行者に2年以上の拘禁刑を検討
taraiok 曰く、 EU議会が現在検討しているEU法の改正案では、サイバー攻撃の実行者に2年以上の拘禁刑が求刑されるという(EU議会のプレスリリース、TechWeekEurope UKの記事、本家/.)。
改正案はEU議会のCivil Liberties Committeeで賛成50、反対1、棄権3で承認された。成立すれば、1回のシステム侵入で2年以下の刑と定める英国のComputer Misuse Actよりも重い刑罰となる。このほか、ボットネットによる大規模な攻撃や、多大な被害を与えた場合などは5年以上、IPスプーフィングは3年以上の刑となり、ハッキングツールの作成や配布も違法行為とされる。また、人を使ってライバル企業を攻撃させた場合などは、雇い主の責任も問えるようになる。EU議会のMonika Hohlmeier報告官は、夏までにEU議会と理事会の承認を得たいとしている。
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