【銘柄診断】Jトラストは積極的な買収による収益拡大路線入りに評価が高まる

2012年3月30日 10:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  Jトラスト <8508> (大2)が強烈な上げ足を見せている。昨年12月20日の底値408円から上げに転じ、3月28日には1608円まで買い進まれた。3ヶ月でほぼ株価4倍増の急伸振りだ。

  今2012年3月期の第3四半期の累計決算で営業利益42億5100万円と前年同期比44%増を確保、好業績見直しが株価急伸の原動力である。今3月期は韓国の消費者金融会社の全株式を取得し海外市場へ進出したほか、楽天株式会社からKCカードの株式を取得しクレジットカード事業へ参入。

  また、会社更生法を申請していた武富士を参加に収めるなど、積極的な事業拡大を推進するダイナミックさを評価する声が強い。

  今3月期通期の営業利益41億2400万円(前期比4%減)については第3四半期までで超過達成しており、今後の増額修正が有力。来2013年3月期については読みにくい面もあるが、第3四半期単独で22億9400万円の営業利益を計上した上げ潮ムードに照らすと、来期も増益路線を踏襲する方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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