【銘柄診断】アルファは今期中間決算を大幅増額、通期の再増額を織り込む展開へ

2012年3月29日 13:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アルファ <4760> (JQS)は見直し人気が加速してきた。今2012年8月期の2月中間決算について営業利益が1億1200万円から2億2400万円(前年同期1億1700万円)へ、ほぼ倍増の大幅増額修正となったことがきっかけ。

  消費者に景品が当たる販促キャンペーンの企画提案を強化し、顧客ごとに企画する別注製品部門の受注も増加していることなどが要因。

  採算管理の徹底によるコスト削減も利益を押し上げた。ただ、今8月期第1四半期で営業利益1億1700万円を確保していただけに、今回の増額は言わば想定どおりなのだが、正式発表は改めて買い気を誘うようだ。

  そして中間期の増額にも関わらず、今8月期通期の営業利益1億1000万円(前期4600万円)は据え置かれており、今期後半の大幅赤字を想定する見通しは明らかに抑えすぎ。株価は増額をどの程度織り込むかがポイントになる。PBRも0.5倍と割安で、なお強調展開を続ける可能性もありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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