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【銘柄診断】アイ・ティー・シーネットワークはスマホ好調だが販売競争は激化
記事提供元:日本インタビュ新聞社
アイ・ティー・シーネットワーク <9422> が高値圏で頑強な動きを続けている。配当利回りが4.9%もの高い水準にあったことで、配当取りの買いが株価を押し上げてきた。
携帯電話市場は、次世代高速通信(LTE)を使ったスマートフォン端末が新たに登場する等、スマートフォンの新機種が続々と販売され、堅調に推移。さらに、タブレット端末やデータ通信端末による個人の2台目需要といった新たな市場の拡大も継続的に進んでいる。
ただ、販売競争が激化しているため、今2012年3月期の第3四半期累計の決算は営業利益が31億600万円と前年同期比1%増と強含み程度の増益にとどまった。
スマートフォンの好調で今3月期通期では営業利益50億円と前期比4%増を見込んでいる。ただ第3四半期の営業利益は7億3200万円と第2四半期の16億2000万円から大きくダウンしており、足元の状況から類推すると、来2013年3月期は大幅な増益確保は難しそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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