【銘柄診断】スクロールは月次売上げが年明け後も好調、株価修復相場を継続へ

2012年3月27日 11:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  スクロール <8005> (東1)が着実な水準切り上げに進み、昨年1月28日の高値380円更新に後一歩の位置(348円)まで戻してきたが、昨日(26日)は20円安と大きく値を下げている。

  同社は個人向けに「RAPTY(ラプティ)」や「生活雑貨」、「マーブル&マーシュ」などのカタログ媒体を発行、インターネットを通じて女性向け衣料から生活雑貨など多彩な商品を販売している。

  今2012年3月期のスタート当初は月次売上げが前年同月比マイナスの状態が続いたが、次第に回復感を強めそれが株価に反映され始めている。

  今2012年3月期の第3四半期累計決算は生協販路向けのインナーや雑貨の好調などで、営業利益は23億4200万円と前年同期比12%増を確保した。第3四半期までで23億4200万円の営業利益を達成しているにも関わらず、今3月期通期の営業利益19億円(前期比18%増)の見通しを据え置いている。

  第4四半期に利益が大きく減少する季節的習性もなく、株価は増額習性を織り込み始めている。月次の売上げは年明け後も好調をキープしており、来2013年3月期業績への期待感にも強いものがある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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