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【銘柄診断】日清オイリオグループは増・減額交錯の業績再修正を受けもみ合う
日清オイリオグループ <2602> は26日、6円安の350円と反落した。23日大引け後に上方修正・下方修正が交錯する今3月期業績の再修正を発表、経常利益は続落するが、純利益が増益転換率を拡大、株価も、割り負け訂正買いと利益確定売りが交錯した。
3月期業績は、昨年11月に売り上げを期初予想より下方修正したが、その減額値より15億円引き上げ、経常利益を期初予想より18億円引き下げ、純利益を2億円アップさせるなど増減マチマチの修正となった。純利益は、36億円(前期比69%増)と増益転換幅を拡大する。
引き続き販売価格の改定と経費抑制に取り組んだが、海外子会社での原料価格の変動や中国政府のインフレ抑制策、価格統制で経常利益は下ぶれ、純利益は、子会社投資の減損損失計上で税金費用の戻りが見込めることから上ぶれた。
株価は、昨年11月の3月通期売り上げの下方修正で昨年来安値306円まで売られ、第3四半期業績が連続減益となったものの通期業績対比で高利益進捗率を示したことに反応し、50円幅の底上げをした。目先売り一巡後はPER16倍台、PBR0.5倍の割り負け訂正を試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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