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パシフィックネット:アールモバイルの完全子会社化、光通信との業務提携、マレーシア現地法人設立を発表
■アールモバイルの株式を追加取得し、完全子会社化
中古PC・携帯電話の買取・販売を行うパシフィックネット <3021> (東マ)は23日、アールモバイルの完全子会社化、光通信との業務提携、マレーシアにおける現地法人の設立と3つのニュースを発表した。
同社では、23日の取締役会で、光通信との合弁会社であるアールモバイルの株式を追加取得し、完全子会社化し、吸収合併することを決議した。
2010年8月に同社が51%、光通信が49%の出資を行い、中古携帯電話事業の拡大を目的にアールモバイルを設立した。ところが、アールモバイルを取り巻く事業環境や今後の事業展開について考慮すると、経営体制を強化し、経営効率化・意思決定の迅速化を迫られる状況となっている。そのため、光通信と協議した結果、同社がアールモバイルを完全子会社化し、経営のスピード化を図ることが最善との合意に達した。
そこで、同社は、23日に光通信が持つアールモバイル株882株を3,794万1千円で買取り、完全子会社化した。
光通信は同社の大株主であり、今後も両者の協業体制を強化していくことで一致し、同日(23日)開催された同社の取締役会で、光通信との業務提携を新たに締結した。
■サムスン・マレーシア・エレクトロニクスからスマートフォン等の保守・修理業務を受託
また、同日、マレーシアで新会社を設立し、サムスン・マレーシア・エレクトロニクスのスマートフォンを主体とした家電製品、パソコン等の保守・修理業務を受託することを発表した。
サムスン・マレーシア・エレクトロニクスは、家電製品などの修理サービス業務を合理化する観点から、アウトソーシングを検討し、相手先を探していていた。一方、同社は、今後世界の成長市場であるアジア地域における「アジア環境商社」を目指しており、ASEAN進出を計画していたことから、両社のニーズが合致し、サムスン・マレーシア・エレクトロニクスの業務を受託することになった。
同社では、現地の保守・修理業務に習熟したパートナーと全面的に協業し、サムスン基準に合致した、質の高い保守・修理サービスセンターを作るために、新会社をマレーシア・クアラルンプールに設立する。新会社名は、パシフィックネット マレーシア(仮称)で、資本金60万ドル(50百万円)、同社100%出資の完全子会社となる。設立は3月末を予定している。
尚、新会社設立による、今12年5月期連結業績予想に与える影響は軽微であるため、業績予想の修正はないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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