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【銘柄診断】日本精線は減額だがニッケル価格上昇など今後の環境好転を評価
記事提供元:日本インタビュ新聞社
日本精線 <5659> は昨年9月以来続いていたもみ合いを上離れ、戻り足を次第に強めてきた。過去にはK氏介入が噂される事例が多く、有数の仕手株であった。ただ、今回の仕手株相場ではやや存在感が薄れていたが、先駆仕手株が波乱展開に陥る中、出遅れ人気が回ってきている。
半導体製造装置向けの金属フィルターが調整局面に入っているほか、タイの洪水、円高の影響、ニッケル価格下落による評価損の計上などで今2012年3月期第3四半期累計の営業利益は24億6800万円と前年同期比12%減益となった。
つれて今3月期通期についても営業利益が37億6000万円から31億円(前期比17%減益)へ減額修正された。
ただ、足元のニッケル価格が上昇に転じるなど、既に環境は着実な好転に向かっており、来2013年3月期の増益転換を先取りする機運が強まってきている。もみ離れのここから出直りを鮮明にしていくことが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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