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【銘柄診断】日本板硝子はPBR0.5倍で割安感強い、信用買い残の減少待ち
記事提供元:日本インタビュ新聞社
日本板硝子 <5202> は低迷相場が続いている。主力の欧州市場でガラス需要が低迷するなど2013年3月期まで2期連続で最終赤字になる可能性が高く、財務基盤の修復が遅れるとしてムーディーズ・ジャパンが3月に入り格付けを一気に3段階引き下げたのをはじめ、格付け各社が相次いで格下げに動いたことが響いている。
しかし、それでもPBR0.5倍は割安感が強く、買い場到来と判断できる。そうした割安感を示すように、押し目買いが急増。信用買い残は1月27日申し込み現在の1603万株が直近3月9日現在では6061万株へ膨れ上がっている。6061万株の信用買い残を抱えたままでは株価がすんなり戻り波動に転じるのは難しい。当面は信用残の動向が最大の注目点になる。
業績の悪化を踏まえ、生産能力の調整や人員削減による収益性改善施策を実施。生産能力については、英国でフロートライン1基を休止するなど会社側の対応策が進んでおり、実態的には先をにらんで買い場と思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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